バジリスクの原作、甲賀忍法帖 山田風太郎忍法帖を読んでみた


バジリスクの原作、山田風太郎の甲賀忍法帖レビュー

以前このブログでも紹介した、バジリスク甲賀忍法帖ですが、原作の甲賀忍法帖をブックオフで安く見つけたので購入して、この週末に読んでみました。
読む前はずっと、甲賀忍法帖が何巻にもわたって展開されているのかと思っていましたが、山田風太郎忍法帳シリーズの中の、甲賀忍法帖だったんですね。
たしかにバジリスクもそこまで長くないよなぁ、続刊だと冗長だよなぁと思い購入したのですが、調べてみると全然違ったようで。
で、まあ暇つぶし程度に読んでたわけですが、予想以上に面白かったのでご紹介です。なるべくネタバレせずに書きたいです。

甲賀忍法帖 山田風太郎忍法帖(1) (講談社文庫)

バジリスクとの違い

違いあんまり無いです(汗)。バジリスクはかなり原作に忠実でした。それは見事に。
あれだけぶっ飛んだアニメと古い原作。これはもう相当に違う作品だろうと思い、原作がどんなであったか?が気になって手にとったわけですが、最後までだいたいほぼ一緒。
どちらかと言うとこちらから手を付ければよかったと思う原作忠実アニメがバジリスクでした(´・ω・`)

甲賀忍法帖のいい所

少年漫画っぽい

バジリスクを見た後で、かつかなり忠実だったというところで、当たり前ではあるんですが、「チームバトル」「ぶっ飛んだ忍術」「明確な対立構造」「どちらかが悪者じゃない」などなど。
これは見事に少年漫画フォーマット。これが60年近く昔の小説だと思うと、改めて凄いなと思います。

キャラが立ってる

20人それぞれが色々な思惑で動いていて、それぞれが特徴豊かな面々。バラエティに富んだ忍法?の数々。
色々能力が荒唐無稽じゃないよ!と作中で端々に説明されてはいるんですが、ほぼ皆さん物の怪の類です。X-MENです。主人公はアニメと一緒で目から怪光線のサイクロプスです。キャラ立ち過ぎですね。

だまし討が最強

ずるい。忍者ズルい。そしてズルいのが一番強いという。不意打ち最強。能力以外は無理なく不意打ちで勝利という微妙にリアルなところも素晴らしいです。

原作に忠実なアニメ

これは、こちらの原作のいい所。では無いですが、ちゃんと作られたアニメだったなぁと再認識です。

甲賀忍法帖の良くない所

最後はやっぱり鬱エンドで儚すぎる

悪いところというと微妙なので、個人的に改めてこのエンドはいかんだろ。というところです。
ほぼ忠実だったので当然なんですが、やっぱり何の救いもありません。個人が大きなうねりに突然巻き込まれて結局は抗えないよね。という悲しすぎる終末に一直線。活字で読んでも悲しい(T_T)

それぞれの能力の説明が無茶なので、やっぱ要らない

なんか蛇足に感じました。もう妖怪なのでいいじゃん。ここまでぶっ飛んでるんだから、無理に説明しなくても。って感じです。
読んでる途中で醒めるポイントがここでした。うーん。

総評

8.5点。あっという間に読めるスピード感といい暇つぶしにはもってこいの一冊です。
個人的には、こんな昔に、破幻の瞳からなる今でも漫画で通じるようなぶっ飛んだ忍法を開発しちゃった氏には脱帽です。
バジリスクを観て、原作まだ読んでない人は是非オススメです!週末にでも読んでみてはいかがでしょうか!
次はコミック版に行きたいと思います。

バジリスク~甲賀忍法帖~(1) (アッパーズKC (197))

One Comment

  1. さっき、23話、24話みました、糞でした。。。
    鬱展開は糞だと思う。
    鬱展開で盛り上がるとかいうコメントをたまに他のネットのまとめでみるんだけれど、化外の物だな。

    この展開がダメだって思っているあなたがいてよかった。

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